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🔎繭気属性は誰がどう決めているのか|2008年の出どころと、神社の属性が決まる仕組み

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繭気属性でパワースポットとの相性を調べるページは山ほどありますが、「その属性は誰がどうやって決めたのか」を書いているページは、ほとんど見当たりません。当サイトもこの分類を使っている以上、出どころを調べて書いておくべきだと考えました。結論を先に書くと、神社の属性は、由緒や祭神から計算されたものではありません。

出どころは2008年の個人ブログ

繭気属性という言葉と、いま出回っている計算方法をさかのぼると、占い師が2008年8月25日にブログで公開した記事に行き着きます。この時点ですでに、生年月日の数字を足す、血液型の数字を加える、結果を5属性に対応させる、属性ごとに神社や観光地を一覧にする、という現在とほぼ同じ形が揃っています。

「繭気」という言葉自体も、その占い師が総称として付けたものだと本人が説明しており、それ以前の用例は確認されていません。この経緯は、出自を調べた雨宮純氏の記事にまとめられています。

つまり、神社本庁や各神社、仏教の宗派が公式に定めた分類ではありません。神道や仏教の古い文献に「神社の繭気属性一覧」があるわけでもありません。平成のパワースポットブームのなかで生まれた、比較的新しい占いです。

神社の属性は「現地で感じたもの」

ここが、この記事でいちばん伝えたい点です。

考案した本人の説明によれば、神社や土地の属性は、その土地から出ている気やオーラを見て判断したものです。つまり、実際に足を運んで感じ取った印象が属性になっています。

御祭神が誰か、いつ創建されたか、どんな地形か、といった条件から機械的に決まるものではありません。本人も、一般の人が感覚で調べるのは難しい、という趣旨のことを書いています。

人の属性のほうは生年月日と血液型から誰でも計算できます。ところが場所の属性だけは、計算式が存在しません。ここが人と場所で非対称になっているのが、この分類の実態です。

この点は、繭気属性を肯定的に紹介している旅行系のサイトでも同じ結論に達しています。どの社寺がどの属性かについて明確な基準は見当たらず、直感で決められている可能性が高い、という書き方です。立場の違う複数の情報源が一致しています。

「古い寺院資料が元」という説明と、確認できないこと

考案者本人は、修行していた寺の総本山の資料庫で見つけた、神仏習合時代の手法を応用したものだと説明しています。もともとは土地の気を測る手法だった、という主張です。

ただし、その資料の名称、所蔵先、成立年代は公開されていません。出自を調べた雨宮氏も、根拠となる文言の出典を確認できなかったと書いています。

したがって、本当に古い資料が存在したのか、どこまでが元の資料で、どこからが本人の応用なのかは、第三者には確かめられません。ここは「分からない」が正確な答えです。当サイトとしても、断定も否定もしません。

なお、西洋の数秘術のような数字の還元と、東洋の五行を五大(地・水・火・風・空)に置き換えた分類を組み合わせた手法が古代からあったと考えるのは難しい、という指摘もあります。

サイトによって属性が違うのはなぜか

同じ神社を調べたのに、サイトによって属性が違う。これはよくあることで、理由もはっきりしています。統一された判定機関も、共通の基準も存在しないからです。

現在ウェブ上にある情報は、大きく次のように分かれます。元の一覧をそのまま写しているもの。御祭神の性質から独自に推測しているもの。滝なら水、火山なら火のように地形から分類しているもの。由緒や雰囲気を混ぜて独自に判定しているもの。

写す過程で誤りが混じることもあります。当サイトが調べた範囲でも、所在地の都道府県が実際と違っている一覧が見つかりました。

ですから「正しい属性」を探して複数のサイトを見比べても、答えは一つに定まりません。そもそも一つに定まる仕組みになっていない、というのが実態です。

当サイトがこの分類をどう扱っているか

当サイトのパワースポット図鑑も、既存の一覧を整理したものです。つまり、2008年に一人の占い師が現地で判断した内容を、間に何段階か挟んで参照していることになります。独自に属性を調べたわけではありません。

だからこそ、掲載していない神社の属性を当サイトが決めることはしません。地形や祭神から推測して埋めることもできますが、それは元の体系とは別の判断であり、根拠のない情報を増やすことになるためです。

人の属性の計算方法(生年月日と血液型)は繭気属性の調べ方に、属性同士の相性は繭気属性と神社・パワースポットの相性にまとめています。相性の対応が五芒星の規則で説明できることも、そちらに書きました。

そのうえで、当サイトの立場は変わりません。相性が良いとされる属性は「特におすすめの候補」、合いにくいとされる属性は「気分や目的で選ぶ参考情報」。行ってはいけない場所という区分は設けていません。

では、意味がないのか

出どころが個人の直感だと分かると、意味がないように感じるかもしれません。ただ、そこは分けて考えたほうがいいと思っています。

この分類が実際に果たしている働きは、行き先を決める口実を作ることです。全国に神社は8万社以上あり、その中から選ぶのは案外難しい。属性という切り口があると、候補が絞れて、出かけるきっかけになります。

実際に効いているのは、出かけたこと、歩いたこと、静かな場所で少し立ち止まったことのほうです。占いとの付き合い方については占いとの付き合い方にも書きました。

気をつけたいのは、これを根拠に不安をあおられる場合です。相性が悪いから災いが起きる、といった説明で高額な鑑定やグッズをすすめられたら、その場で決めないでください。出どころがこういう性質のものだと知っておけば、落ち着いて判断できます。

よくある質問

Q. 神社の公式な見解ではないのですか? A. 違います。神社本庁や各神社が定めた分類ではありません。神社側がこの属性を案内していることもありません。

Q. 自分で神社の属性を調べる方法はありますか? A. 誰でも使える計算式は公開されていません。人の属性は生年月日と血液型から計算できますが、場所の属性は同じようには出せません。

Q. 属性が載っていない神社はどう考えればいいですか? A. 「属性が無い」のではなく「一覧に載っていない」だけです。参拝に何の支障もありません。

Q. 嘘だということですか? A. 嘘と断じるのも行き過ぎだと考えています。公的な裏づけのない民間の分類であり、娯楽として楽しむもの、という位置づけが正確です。

Q. なぜ当サイトはこの記事を書いたのですか? A. 使っている分類の出どころを伏せたまま「あなたの属性はこれです」と表示するのは不誠実だと考えているためです。鑑定結果の算出方法を公開しているのと同じ理由です。

実際に占ってみましょう

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※ 本コラムは占いの一般的な考え方を娯楽・自己理解の目的で解説するものです。特定の結果や効果を保証するものではありません。

この記事はホシカルテ編集部が作成しています。鑑定に使用している占術と算出方法は運営者情報に記載しています。内容についてのご指摘はお問い合わせからお寄せください。