🐉干支(十二支)でわかる性格と相性
約6分で読めます
「干支(えと)」は、子・丑・寅…と続く十二支のこと。年賀状でおなじみですが、実は生まれ年の十二支から、その人の性格や人との相性を読み解くことができます。ここでは干支の基本と活かし方を紹介します。
自分の干支を知る
干支は生まれた年で決まります。子(ねずみ)・丑(うし)・寅(とら)・卯(うさぎ)・辰(たつ)・巳(へび)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(いのしし)の12種類です。
占いの上では、立春(2月4日ごろ)を年の変わり目とする流派が多く、1月〜立春前生まれは前年の干支とすることがあります。
干支の相性
十二支には、気が合いやすい組み合わせ(三合・支合)と、ぶつかりやすい組み合わせ(冲)があるとされます。組み合わせの一覧と早見表は干支の相性一覧にまとめました。
ただし相性は干支だけで決まるものではありません。星座や数秘なども合わせて見ると、より立体的に相手を理解できます。相性占いはお互いを知り、歩み寄るヒントとして使いましょう。
十二支それぞれの性格の傾向
子(ねずみ):機転がきき、情報収集が得意。人当たりがよく、状況に合わせて動けます。
丑(うし):粘り強く、決めたことをやり抜く力があります。急な変化は苦手な傾向。
寅(とら):行動力と決断力があり、先頭に立つ場面で力を発揮します。
卯(うさぎ):穏やかで調整上手。争いを避け、周囲との関係を大切にします。
辰(たつ):理想を追う力とスケールの大きさ。注目を集めやすい傾向があります。
巳(へび):洞察力があり、じっくり考えてから動きます。一度決めると譲りません。
午(うま):明るく行動的で、スピード感があります。飽きやすい面も。
未(ひつじ):思いやりが深く、和を保つ力があります。押しに弱いことも。
申(さる):器用で発想が柔軟。要領よく物事を進められます。
酉(とり):几帳面で、細部まで気を配ります。はっきりものを言う傾向。
戌(いぬ):誠実で忠実。信頼を大切にし、身内を守ります。
亥(いのしし):まっすぐで情熱的。一点に集中して突き進む力があります。
干支の年の切り替わりはいつ?
十二支は生まれ年で決まりますが、年の切り替わりをいつと考えるかは流派によって異なります。1月1日で切り替える考え方のほか、九星気学と同じく立春(2月4日ごろ)を境とする考え方もあります。
1月から2月上旬に生まれた方は、どちらの基準を使うかで干支が変わる場合があります。ホシカルテでは立春を基準としているため、他サイトと結果が異なることがあります。
また、正確には「干支」は十干(甲乙丙丁…)と十二支の組み合わせで60通りあり、十二支だけを指して干支と呼ぶのは略した言い方です。
干支ごとの詳しい解説
十二支は、もともと方角と時刻の名前
十二支は動物占いのために作られたものではありません。もとは順番を表す記号で、方角と時刻に割り当てて使われてきました。動物が当てられたのは、覚えやすくするための後づけだったとされています。
方角では、子が北、卯が東、午が南、酉が西。円を12等分して、時計回りに並べます。北東は丑と寅の間なので「丑寅(うしとら)」、南西は未と申の間で「未申(ひつじさる)」。鬼門が北東、裏鬼門が南西と言われるのは、この配置に由来します。
時刻では、子の刻が真夜中(およそ23時〜1時)、午の刻が真昼(およそ11時〜13時)。正午、午前、午後という言葉は、この午の刻から来ています。怪談に出てくる丑三つ時は、丑の刻を4つに分けた3つめ、午前2時ごろのことです。
つまり十二支は、昔の人にとってのカレンダーであり時計であり方位磁針でした。年の呼び名としてだけ残っているのは、むしろ用途のほうが失われた結果です。
十干と六十干支——「えと」の本当の意味
正確には、干支は十二支だけを指す言葉ではありません。十干(じっかん)と十二支を組み合わせたものが本来の干支です。
十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。五行(木・火・土・金・水)をそれぞれ陽と陰に分けたもので、陽を兄(え)、陰を弟(と)と呼びます。木の兄で「きのえ」、木の弟で「きのと」。この兄と弟、つまり「え」と「と」が、干支を「えと」と読む語源だとされています。
十干と十二支を組み合わせると、10と12の最小公倍数で60通りになります。これが六十干支です。甲子(きのえね)から始まり、60年で一巡して生まれ年と同じ干支に戻る——これが還暦です。還暦で赤いものを贈るのは、暦が一周して生まれ直す、という意味合いからきています。
甲子園の名前も、球場が完成した1924年が甲子(きのえね)の年だったことに由来します。丙午(ひのえうま)の年の出生数が落ち込むという現象も、この六十干支の話です。
よくある質問
Q. 干支占いと動物占いは同じですか? A. 別のものです。動物占いは生年月日から独自の分類を行う日本発の占いで、十二支とは体系が異なります。
Q. 相性が悪いとされる組み合わせが気になります。 A. 対立関係とされる組み合わせはありますが、それで人間関係が決まるわけではありません。傾向の違いを知る参考程度に受け止めてください。
Q. なぜ猫は十二支に入っていないのですか? A. ねずみに騙されて遅れた、という昔話が知られていますが、これは後から作られた説明です。十二支が成立した当時の中国に、家畜としての猫が広まっていなかったためと考えられています。実際、猫が入っている国もあります(ベトナムでは卯が猫です)。
Q. 自分の干支の年(年女・年男)は運がいいのですか? A. 良いとする説と、逆に気をつける年とする説の両方があります。九星気学など別の体系と混ざって語られることも多く、定まった見解はありません。
Q. 干支と星座はどちらが当たりますか? A. 比べられるものではありません。干支は生まれ年、星座は生まれた月日で決まるので、そもそも見ている単位が違います。当サイトの鑑定では両方を合わせて読んでいます。