⚠️高額な鑑定・開運商法の見分け方|不安をあおって売る手口と相談先
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占いそのものは、楽しむぶんには害のないものです。問題になるのは、占いを入口にして高額な商品や祈祷を売る商法のほうです。手口には共通した形があるので、知っておけばその場で立ち止まれます。占いを提供している側だからこそ書いておきます。
共通しているのは「不安を作ってから売る」形
手口の中身はさまざまですが、構造はほぼ同じです。まず相手を不安にさせ、その不安を解消する手段として商品や祈祷を提示する。この順番になっていたら要注意です。
よく使われる不安の作り方は、こういうものです。「このままだと悪いことが起きる」「あなたには強い因縁がある」「先祖が苦しんでいる」「今動かないと手遅れになる」。
いずれも、外から検証できない話であることが共通しています。検証できない以上、否定もできません。そこにつけ込む形になっています。
まともな占いは、不安を作りません。傾向を伝えて、あとは本人が決める。それだけです。
危ないと判断するチェック項目
次のどれかに当てはまったら、その場で契約しないでください。持ち帰って構いません。持ち帰らせない相手なら、なおさら契約してはいけません。
1. 金額が事前に示されない。あるいは、話が進んでから金額が出てくる。
2. その場で決めるよう迫る。「今日中でないと効果がない」「この価格は今日だけ」。
3. 断ると態度が変わる。強く引き止める、責める、不安をさらにあおる。
4. 金額が相場から大きく離れている。神社の通常の祈祷は数千円〜1万円程度で、金額は事前に示されています。
5. 断ると悪いことが起きると言われる。これは脅しであって、鑑定ではありません。
6. 家族や周囲に相談しないよう言われる。まともな取引で、相談を止める理由はありません。
7. 支払いのために借入やクレジットの分割をすすめられる。生活を壊してまで買うべき開運グッズは存在しません。
占いの内容そのものにも、見分け方がある
商法の形だけでなく、語られる中身にも特徴があります。
断定が多い:「必ず」「絶対に」「間違いなく」。占術には流派差があり、同じ生年月日でも解釈は分かれます。断定できるものではありません。
根拠を説明しない:どの占術の、どの考え方にもとづく結果なのかを聞いても答えられない場合は、そもそも算出していない可能性があります。
改名や転居をすすめる:画数の吉凶に統一された基準はなく、方位の判断も流派で分かれます。人生に関わる変更を、検証できない根拠で促すのは行きすぎです。
他をおとしめる:他の占い師や他のサイトを否定してから自分を売り込む形も、よくある型です。
困ったときの相談先
契約してしまった、支払ってしまった、という場合でも、相談先があります。ひとりで抱えないでください。
消費者ホットライン(電話番号188):全国どこからでもかけられ、最寄りの消費生活センターにつながります。契約の取り消しや返金の相談ができます。
警察相談専用電話(電話番号9110):脅されている、身の危険を感じるといった場合はこちらです。緊急時は110番。
特定商取引法には、訪問販売や電話勧誘販売について一定期間内であれば契約を解除できる制度(クーリング・オフ)があります。契約の形態によって扱いが異なるので、まずは消費生活センターに事実を伝えて確認してください。
「自分が悪かった」と思って相談をためらう方が多いのですが、不安をあおって判断力を奪う手口に遭ったのであって、判断が甘かったという話ではありません。
当サイトの立場
ホシカルテは無料で、鑑定結果を有料で販売していません。運営は広告でまかなっています。
そのうえで、記事の中では「不安をあおる情報には注意してください」と繰り返し書いています。方位、画数、鬼門、相性。どれも不安を作りやすい題材で、実際にそうやって売られているのを見かけるからです。
占いは、当たるかどうかを競うものでも、人を怖がらせるものでもありません。自分の傾向を知って、行動を決めるきっかけにする。それだけのものだと考えています。
よくある質問
Q. 有料の占いはすべて怪しいのですか? A. そんなことはありません。金額を事前に示し、根拠を説明し、断る自由がある。この3つが守られているなら、対価を払うのは普通の取引です。
Q. 神社の祈祷やお守りも同じですか? A. 別物です。神社の祈祷は金額が事前に示されており、受けるかどうかも自由です。金額が相場から大きく離れている場合だけ注意してください。
Q. 無料と書いてあったのに料金を請求されました。 A. 消費者ホットライン(電話番号188)に相談してください。支払う前に相談するのがいちばんです。
Q. 家族が高額な鑑定を契約したようです。 A. 本人が納得している場合ほど話が難しくなります。占いの是非ではなく、金額と生活への影響という事実で話すのが現実的です。並行して消費生活センターに相談してください。