📅六曜(大安・仏滅)とは|旧暦の月日から機械的に決まる仕組み
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カレンダーの隅に小さく書かれている大安・仏滅。結婚式や葬儀の日取りで気にする人は多い一方で、どうやって決まっているのかはあまり知られていません。答えを先に書くと、六曜は占って決めているものではなく、旧暦の日付から機械的に計算されます。式まで含めて説明します。
六曜は計算で決まる
六曜は、旧暦の月と日を足して6で割った余りで決まります。それだけです。誰かがその日の運を読んで割り当てているわけではありません。
余り0が大安、1が赤口、2が先勝、3が友引、4が先負、5が仏滅。この対応は固定です。
たとえば旧暦1月1日なら 1+1=2 で先勝、旧暦5月1日なら 5+1=6 で余り0となり大安になります。旧暦の同じ日付は、毎年かならず同じ六曜です。
新暦のカレンダーで見ると不規則に並んでいるように見えますが、それは旧暦と新暦がずれているからで、規則そのものは単純です。月が変わるところで並びが飛ぶのも、月の数字が変わるためです。
6つの意味
大安:終日よいとされ、結婚式や契約に選ばれます。六曜のなかで最も好まれる日です。
仏滅:終日よくないとされ、祝いごとを避ける日として扱われます。
友引:勝負がつかない日とされます。葬儀を避ける習慣がありますが、これは後述のとおり字面から来たものです。
先勝:午前が吉、午後が凶とされます。急ぐことがよいという意味も添えられます。
先負:先勝の逆で、午前が凶、午後が吉。急がないほうがよいとされます。
赤口:正午前後だけが吉で、それ以外は凶とされます。六曜のなかでは知られていないほうです。
仏滅は仏教と関係がない
「仏滅」という字面から仏教の行事だと思われがちですが、六曜と仏教にはもともと関係がありません。お寺の側も、六曜は仏教の教えではないと説明しています。
仏滅はもともと別の字が当てられていたとされ、後から仏の字になったと説明されます。友引も同様で、もとは勝負がつかない日という意味の言葉で、友を引くという解釈は字面から後付けされたものです。
つまり、友引に葬儀を避ける習慣には、宗教的な裏づけがありません。とはいえ火葬場が友引を定休日にしている地域は実際にあるので、日取りを決めるときは施設の営業日として確認する必要があります。ここは信じるかどうかとは別の、実務の話です。
いつから広まったのか
六曜のもとをたどると、中国の六壬という時刻の吉凶を占う考え方に行き着きます。日本には鎌倉時代から室町時代にかけて伝わり、江戸時代の後期に現在の形が定着しました。
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口という現在の並びが確認できるのは、1747年の暦の本とされます。歴史のある考え方ではありますが、六曜が今のように広く使われるようになったのは、それほど古い話ではありません。
明治政府は、改暦にあたって六曜を含む暦注を根拠のないものとして禁止しました。ところが民間の需要が強く、非公式に使われ続けます。戦後に統制がなくなると、六曜入りのカレンダーが一気に普及しました。いま当たり前のように見かけるのは、この流れの結果です。
公的機関が使わない理由
官公庁や自治体の配布物では、六曜を載せないのが一般的です。科学的な根拠がないこと、そして日取りの吉凶を信じることが人権上の問題につながりうることが理由として挙げられています。
実際に、自治体が作成済みのカレンダーの配布を取りやめた例もあります(2015年12月の大分県佐伯市など)。個人が楽しむことと、公的な立場で配ることの間には線が引かれている、と理解しておくとよいと思います。
当サイトも同じ考え方で、六曜を鑑定に使っていません。日々の運勢は生年月日と日付から算出しており、吉方位は九星気学の日盤にもとづいています。六曜とはどちらも別の体系です。
六曜とどう付き合うか
よくある質問
Q. 大安に何かをすると本当に良いことがありますか? A. そのような根拠はありません。六曜は旧暦の日付から機械的に決まるもので、その日に何が起きるかを予測しているわけではありません。
Q. 仏滅に結婚式を挙げても大丈夫ですか? A. 問題ありません。仏教とも関係がないため、宗教上の理由もありません。式場によっては仏滅の料金が安く設定されていることもあります。
Q. 友引に葬儀をしてはいけませんか? A. 決まりはありません。ただし火葬場が友引を休業日にしている地域があるため、日取りは施設の営業日で確認してください。
Q. 六曜と九星気学の吉方位はどちらを見ればいいですか? A. 別の体系なので、どちらかに合わせる必要はありません。当サイトの開運方位マップは九星気学の日盤にもとづいており、六曜は使っていません。
Q. 六曜は毎年変わりますか? A. 旧暦の同じ日付なら毎年同じです。新暦のカレンダー上で日付が動いて見えるのは、旧暦と新暦がずれているためです。