💐入籍日・結婚式の日取りの決め方|大安や一粒万倍日と、実際に効くこと
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入籍や結婚式の日取りを決めるとき、大安や一粒万倍日を持ち出されることがあります。自分は気にしていなくても、親や親族が気にする場合があるので、無視もしづらい。ここでは、日取りに使われる暦にどこまで根拠があるのかを整理したうえで、実際に効くことと、揉めたときの考え方を書きます。
日取りに使われる暦は、だいたい4種類
六曜:大安・友引を選び、仏滅・赤口を避ける、という使われ方をします。旧暦の月と日を足して6で割った余りで決まる、機械的なものです。
一粒万倍日:年に60日ほどあります。二十四節気の節と、その日の十二支の組み合わせで決まります。
天赦日:年に5〜6回。季節と日の干支で決まります。一粒万倍日と重なる日が「最強開運日」と紹介されます。
寅の日・巳の日:十二支から決まる日で、金運や弁財天と結びつけて語られます。こちらも12日に1回のペースで巡ってきます。
決まり方は六曜(大安・仏滅)とはと一粒万倍日・天赦日とはにそれぞれ書きました。どれも占って決めているのではなく、暦から計算されるものです。
どれも「効果がある」根拠はない
先に書いておくと、これらの日を選んだから結婚生活がうまくいく、という根拠はありません。六曜は明治政府が根拠のないものとして禁止した経緯があり、一粒万倍日は中国の原典に該当する選日が存在しないと指摘されています。
とくに仏滅は、名前の印象が強いだけで仏教とは関係がありません。お寺の側も、六曜は仏教の教えではないと説明しています。仏滅に式を挙げても、宗教上の問題は何もありません。
つまり、日取りを暦で決めるのは「決め手が欲しいときの目安」であって、それ以上のものではない、というのが当サイトの立場です。
それでも大安が選ばれるのはなぜか
根拠がないと分かったうえで、それでも大安を選ぶのは十分に合理的だと思います。理由は縁起ではなく、人間関係のほうにあります。
親や親族が気にしている場合、大安を選んでおけば話が早く済みます。逆に仏滅を選ぶと、本人たちが気にしていなくても説明を求められることがあります。その説明にかかる労力を考えると、大安のほうが安いということは実際にあります。
つまり、当たるかどうかではなく、揉めごとを避けるための選択として使う。これがいちばん実用的な使い方だと考えています。
仏滅を選ぶという手もある
逆に、あえて仏滅や平日を選ぶ利点もあります。式場によっては仏滅の日に割引が設定されていることがあり、費用を抑えられます。予約も取りやすくなります。
この差は、根拠のない縁起を多くの人が気にしている結果として生まれています。気にしない人にとっては、単純に有利な条件が空いている、という話です。
ただし、招待する側と招待される側で感じ方が違うことがあります。年配の親族が多い場合は、費用差と説明の手間を天秤にかけて決めるとよいと思います。
実際に効くこと
日取りで本当に効くのは、暦ではなく次のようなことです。
会場の空き:人気の日取りは1年以上前に埋まります。日にちにこだわるほど、選べる会場は減ります。
両家の都合:遠方から来る人、体調に不安のある人がいる場合、季節と曜日のほうが暦よりずっと効きます。真夏と真冬は移動そのものが負担になります。
自分たちの休暇:新婚旅行や引っ越しと続けるなら、休みが取れるかで決めたほうが現実的です。
手続きの都合:転居や氏の変更が絡む場合、月末月初や年度替わりは窓口が混みます。
これらを満たす日のなかに大安があれば選べばよい、という順番がおすすめです。暦を先に決めて他を合わせると、たいてい無理が出ます。
こだわった日に入籍するなら、書類を先に確認する
記念日など特定の日に入籍したい場合、知っておくと安心なことがあります。
婚姻届は、役所の閉庁時間や休日でも時間外窓口で提出できます。ただしその場では審査されず、いったん預かりになります。翌開庁日に担当者が内容を確認し、不備がなければ預かった日付で受理されます。つまり、不備がなければ提出日が入籍日になります。
逆に言うと、書類に不備があると入籍日がずれる可能性があります。訂正に来られれば当初の日付で処理してもらえる運用もありますが、自治体によって扱いが異なります。
そこで、こだわりの日がある場合は、事前に開庁時間内に窓口へ持って行き、記載内容を見てもらっておくのが確実です。証人欄や本籍の書き方は間違えやすいところです。日取りにこだわるほど、この確認の価値が上がります。
日取りで揉めたときの考え方
両家で意見が割れたときは、暦の正しさを争っても決着しません。根拠がない話なので、正しさでは決まらないからです。
実際的なのは、譲る対象を分けることだと思います。式の日取りは親族の意向を汲み、入籍日は二人の記念日にする。あるいはその逆。両方を1つの日に背負わせないほうが、選択肢が増えます。
そして、日取りの相談を理由に高額な鑑定や祈祷をすすめられた場合は、その場で決めないでください。人生の節目は不安につけ込まれやすい場面です。見分け方は開運商法の見分け方にまとめています。
よくある質問
Q. 仏滅に入籍すると縁起が悪いですか? A. そのような根拠はありません。仏教とも関係がなく、宗教上の理由もありません。
Q. 大安と一粒万倍日はどちらを優先すべきですか? A. 比べられるものではありません。六曜と選日は別々の基準で、強弱を決める仕組みは存在しません。
Q. 二人の相性が悪いと出ました。結婚をやめるべきですか? A. そうは考えていません。相性の型は人を数百通りに分けたものにすぎず、目の前の相手を見て決めたほうが確実です。考え方は相性占いの考え方に書きました。
Q. 入籍に良い時期を占ってもらえますか? A. 時期の吉凶を断定する機能は持っていません。会場や両家の都合など、現実の条件で決めることをおすすめします。
Q. 家族が日取りにこだわって困っています。 A. 暦の正しさを争っても決まりません。式と入籍で譲る対象を分ける、という形が現実的だと思います。